長崎県佐世保市のハウステンボスは今年8月のシステムへの不正アクセスで150万人以上の個人情報が外部に漏えいした可能性があると12日、明らかにしました。

ハウステンボスは、今年8月、業務管理システムへの不正アクセスを受けて調査をした結果、第三者が不正にネットワークに侵入し、複数のサーバーなどで暗号化が行われていたことが明らかになりました。

この不正アクセスで顧客や従業員、取引先など150万人以上の氏名、生年月日、住所や電話番号、メールアドレスなどの情報が漏えいした可能性があるとしています。これまでに、情報の悪用など被害は確認されていないということです。

ハウステンボスは情報が漏えいした可能性がある人に対しメールなどで通知しハウステンボスを名乗る心当たりのない電話やメールなどに注意を呼びかけています。

ハウステンボスは「皆様に多大なご心配とご迷惑をおかけすることとなり、深くお詫び申し上げます。再発防止と信頼回復に向け全社一丸となって取り組んでまいります」とコメントしています。