労災事故を減らそうときょう山形労働局が安全パトロールを行いました。
これからの時期は冬特有の労災事故に注意が必要です。
山形労働局では労災事故を防ごうと毎年この時期に安全パトロールを実施しています。ことしは山形労働局長が天童市のスーパーマーケットを訪れ、状況を確認しました。

これからの時期、特に注意が必要なのが冬特有の労災事故です。

山形労働局 島田博和 局長「通勤して駐車場での転倒災害や積雪がある中で凍結して滑ることも冬期型(労災事故)の中では特徴的」
山形労働局によりますと、去年までの5年間で起きた労働災害では、転倒による事故が全体の8割を占めています。また、例年1月から2月にかけて増加する傾向にあり注意が必要です。

こちらのスーパーでは雪が付着した状態で店内に入っても足元が滑らないように店の出入り口にマットを敷いているほか、店のバックヤードには敷地内で滑りやすい場所を記載した地図を掲示し従業員に注意を促しています。

転倒の原因になるのは雪だけではありません。
油に注意が必要な揚げ物のコーナーにはマットが敷かれ、氷を提供するコーナーでは、モップが置かれています。

山形労働局 島田博和 局長「働きやすい職場にしていくことがお客様にも配慮したお店ということ。店にとってもいいことでしょうし、労働災害防止対策としても重要ではないかと思います」
冬の環境から、労災事故が増加する時期。一層の注意が必要です。














