「お米券」のアイデアと実効性への疑問

――また議論の1つの中で、「おこめ券」が出てくると思うんですが、原田さんはどういう風に思われますか?

(原田秀一さん)
「そうですね。高市政権の方で、地方の方々に交付すると重点交付金の1つの方策として『おこめ券』というアイデアがあります」

「地方の皆様それぞれ需要が違うというところの中で、いろんなメニューの中で考えていくというアイデア自体悪いことではないかなという一方で、その『おこめ券』自体がどれだけ意味合いがあるか、みたいなところは少し、個人的には疑問を持ってる部分もありまして」

「やはりお米がいらない方もいますし、自分で作られている方もいたり、事務コストという意味では、地方自治体の方が結局配らなきゃいけない、というところでそれなりにコストがかかるという中で」

「どれだけの量のおこめ券が配れるかというのが、予算も制約がある中ではあるので、果たしてそこでいいのか、それ以外のやり方の方がいいのかっていうところは、議論があるなという風には思っております」

――ありがとうございました。