今年8月、神戸で女性の後をつけ、マンションで殺害したとされる男が殺人などの罪で起訴されました。

殺人などの罪で起訴されたのは住居不定・無職の谷本将志被告(36)です。

起訴状によりますと、谷本被告は今年8月18日から女性につきまとうなどしたうえ、20日の夜にはマンションに侵入。エレベーターの中で胸などをナイフで複数回突き刺し、殺害したなどの罪に問われています。

捜査関係者によりますと、谷本被告は「ペティナイフを突きつけて言うことを聞かせようと思ったが、叫ばれたので刺した」という趣旨の供述をしていたということです。

神戸地検は谷本被告の事件当時の精神状態を調べるため、3か月間にわたる鑑定留置を実施し、刑事責任を問えると判断しました。