ノーベル賞の授賞式が行われたスウェーデン・ストックホルムから伝えてもらいます。
授賞式が行われましたコンサートホールの前からお伝えしています。坂口さんと北川さんはこちらに来まして、昔の研究仲間と再会したり、学生らと会話するなどして、非常に楽しまれていました。
ただ、昨夜の晩さん会は4時間以上続きまして、さすがに少しお疲れの様子もみえました。
およそ1週間にわたって、坂口さんと北川さんを取材してきまして、そのなかでも私がとても印象に残ったのが、2人とも研究は「社会を変えることができる」と訴えていたことです。
気体を閉じ込めることができる新たな材料を開発した北川さん。がんなど病気の治療を変える可能性があるともされる細胞を発見した坂口さん。その2人が最も重要だと指摘していたのが、「基礎研究」です。
日本では基礎研究の分野で若手研究者への支援が行き届いていないとして、日本人が世界を変えていくためにも、今回の受賞が改善するきっかけになればとも訴えていました。
授賞式は終わりましたが、今夜は王室主催の晩さん会が行われることになっており、まだまだノーベルウィークは続いています。
注目の記事
東日本大震災の2日前にM7.3の地震「その時に呼びかけていれば...」反省踏まえ運用スタート『北海道・三陸沖後発地震注意情報』 私たちは何をすべき?【災害担当記者が解説】

【震度6強の地震】初の「後発地震注意情報」を発表 「最悪のケースは3.11」 今後1週間をどう備える?【news23】

防災グッズ、ガソリン、連絡手段…「1週間の防災対応」でやるべき備え 初の「後発地震注意情報」発表、去年の「南海トラフ臨時情報」から学ぶ対応

かわいさ=痩せていること?「ありのままじゃ駄目なのかな?」 ”世界トップレベル”に痩せている日本人女性 「ルッキズム」が引き起こす無理なダイエットの危険性

「ひみ寒ぶり」記録的不漁でブリ丼4380円 目当ての観光客も高値に戸惑い 北陸の港町に”経済効果10億円”もいつ富山湾へ

「どうした?」突然姿を消した仲間…瞳孔は開き、脈もなく草原に倒れていた 心臓が止まった後 運命を分けた“5分” 熊本









