延岡市のガソリンスタンドで強盗傷害事件が発生してから11日で1週間です。
MRTの取材に対し、被害を受けた男性は、「遅い時間になると不安になる」などと、今の心境を話しました。

今月4日、午後7時半ごろ、延岡市伊形町のガソリンスタンドで発生した強盗傷害事件。11日で1週間を迎えますが、犯人は依然逃走中です。

このガソリンスタンドの経営者で、被害を受けた40代の男性は、MRTの取材に対し、当時の状況を明かしました。

(被害受けた男性)
「(店舗内の)レジの前に立っているところで、急に扉を開けて(男が)駆け込んできて、カッターを見せて、お金を要求された」

男は、「お金をください」と要求したあと、店にあった金属製の工具で男性の足を殴る暴行を加え、現金を奪い取ろうとしましたが、男性が抵抗したため何もとらずに逃走。男性は、右足に軽いけがをしました。

(被害受けた男性)
「(男が)店の事務所を出た時には、戻って来られると困るので、すぐに扉を閉めて鍵をかけた。犯人が逃げていく方向は見えていない」

現場近くの伊形小学校では警戒が続いています。

(伊形小学校 松山弘治校長)
「早く犯人捕まってほしいと思っている。安全な日常がまた戻ってくるようにしてほしいと強く願っている」

警察は、事件が発生した時間帯に検問を実施するなどして捜査を続けています。

(付近住民は)「怖いですね。捕まえないとね」

被害者の男性は…

(被害を受けた男性)
「遅い時間とか不安になることはあるが、犯人が捕まってくれれば」

犯人の男は20歳くらいで、身長はおよそ170センチ、フード付きの黒っぽいパーカー、黒縁めがね、青っぽいマスクを身に着けていたということで、警察は情報提供を求めています。

被害者や付近住民の不安を解消するためにも、一刻も早い事件の解決が待たれます。