庄内地域で冠婚葬祭業を営む企業が、鶴岡市や酒田市の福祉施設などに社会貢献の一環として車イス7台を贈りました。

車イスを贈ったのは新潟市に本社があり、鶴岡市や酒田市に事業所を置いている冠婚葬祭業の「アークベル」です。

今年で33回目となるこの活動は、アークベルが1993年から社会貢献の一環として行っているもので、関連会社やパートナー企業の協力のもと「アークベルグループチャリティ基金」を作り、集まった募金で福祉施設などに車イスなどを寄贈しています。

きょうは、鶴岡市や酒田市の7つの福祉施設などにそれぞれ1台ずつ、車イスが贈られました。

特別養護老人施設かたくり荘 小野寺幸則 施設長「私たちは皆さまの暖かい支援を励みに、これからもより良い福祉サービスの提供に努めていきます。そしてこの車椅子を利用される方々の笑顔や自立支援に繋がるよう大切に活用させていただきます」



アークベル鶴岡支社 池田円 鶴岡支社長「いま高齢化がどんどん進んでいます。これからもさらに進むと思う。車椅子を必要とされる方はこれからもどんどん増えてくると思いますので、ぜひ多くの方にご活用いただいて、健やかな生活に結び付けていただければ」

アークベルでは、今後も車イスを贈るなどの活動を続けていくという事です。