海渡未来アナウンサーが訪れたのは12月10日、京都・中京区にオープンした高級チョコレートブランド「ゴディバ」が手がけるベーカリー「ゴディパン」。東京・名古屋に次いで、関西に初出店しました(※デジタル整理券での入場優先)。

 “気軽に買える”をコンセプトに、値段も200円台から、約20種類が並びます。

 京都店限定のコロネ(486円)の中には、黒豆と抹茶のチョコレートが入っています。

 中には、甘いパンだけではなく、ゴディバ特製の焼きカレーパン(464円)も!カレールーだけでなく、生地にもチョコレートを練りこんでいます。

 (海渡アナ)「カレーの風味のあとにカカオの甘さもあって、新感覚です」

 今回、関西初出店の地にあえて京都を選んだといいます。

―――Q大阪ではだめだった?
 (ゴディバジャパン 奥村和子さん)「将来的に大阪もぜひ検討していけたらと思っていますけど、(京都は)歴史や伝統を重んじながら、新しいものを生みだしている。私たちも同じ思いでチャレンジしていきたいなということで京都に出店しました」

 京都を選んだのは、ゴディパンだけではありません。2012年には、ニューヨークの有名チョコレート店「マリベル」が、日本初の店舗を京都に出し、2018年にはカリフォルニア発のコーヒーチェーン店「ブルーボトルコーヒー」も、関西1号店に京都を選んでいます。

 どの店も“海外発”が共通点。歴史と新しいものが混在する京都ならではの文化が、海外の有名店を呼ぶ魅力になっているようです。

 実は、「マクドナルド」も関西での1号店を京都に出店していました。マクドナルドは1972年、京都・藤井大丸に関西初店舗をオープン。大阪ではなく京都に出店した理由は、「大阪は食と味覚に最も敏感な土地柄」だとしたうえで、「まず京都に進出し、京都で実績を積んでから大阪に出店する」という狙いがあったからだそうです。