《課題は棚上げされたまま》
再稼働に踏み出す一方、現場では、いくつもの課題が棚上げされたままです。

貴田岡結衣記者
「自家用車での避難になった際、道南方面に行くには黒松内町を通る事が想定されます」
後志の黒松内町です。
事故の際の「広域避難先」に指定されてはいないものの、万が一、事故があった場合は多くの人がマイカーで町内を通る可能性があり、町は、十分な対応力が備わっていないと懸念しています。

さらに…。
貴田岡結衣記者
「こちらが黒松内町唯一の診療所です。万一の事態には、ここで大勢の被爆スクリーニングをする可能性があります」

原発事故による被爆量のスクリーニングを担う診療所は、スペースや人員の面で限界があります。














