中国から殺傷能力のある違法な「おもちゃ拳銃」を輸入したとして、57歳の男性が書類送検されました。

銃刀法違反の疑いできょう書類送検されたのは、群馬県榛東村に住む会社員の男性(57)で、今年6月、殺傷能力のある違法なおもちゃの拳銃1丁を中国から輸入した疑いがもたれています。

警察によりますと、「中国から送られてきた貨物から拳銃に該当するおもちゃの拳銃を見つけた」と税関から警察に情報提供があり、発覚したということです。

男性は中国系のインターネットサイトで、およそ1600円で販売されていた違法な「おもちゃ拳銃」を購入したということです。

男性は容疑を認めたうえで「おもちゃの拳銃に興味があった」と供述しているということです。

警察庁によりますと、違法な「おもちゃ拳銃」は今年10月までに全国で17種類、およそ4700丁が回収されていて、心当たりがある人は最寄りの警察署に届け出るよう強く呼びかけています。