政府が補助金を段階的に増やしている影響で、全国のレギュラーガソリンの平均価格は1円10銭値下がりしました。

おととい(12月8日)時点の全国レギュラーガソリン平均小売価格は、先週より1円10銭安い、1リットルあたり163円70銭となりました。値下がりは5週連続で、2021年10月以来、4年2か月ぶりの安値水準です。

政府は大晦日にガソリンなどの暫定税率を廃止することを決めていて、急激な価格変動を防ぐために補助金を増やして、ガソリンと軽油の値段を徐々に下げています。

ガソリンの補助金は11月13日と27日に5円ずつ増額されていて、あす(11日)にも5円程度引き上げられる予定で、店頭価格は年末にかけて150円台後半まで下がる見通しです。