中国の11月の消費者物価指数が去年の同じ月と比べて0.7%上昇し、2か月連続のプラスとなりました。
中国国家統計局の発表によりますと、11月の消費者物価指数は去年の同じ月と比べてプラス0.7%となりました。プラスとなるのは2か月連続で、上昇幅は前の月から0.5ポイント拡大しました。
国家統計局は消費者物価指数が上昇した理由について「食品価格が下落から上昇に転じたことが牽引した」としていて、食品価格は前の月のマイナス2.9%からプラス0.2%に転じています。
一方でエネルギー価格はマイナス3.4%となり、下落幅は前の月より1.0ポイント拡大しました。このうちガソリン価格の下落幅は7.5%に拡大しています。
11月の工業品卸売物価指数は去年の同じ月と比べてマイナス2.2%となり、3年2か月連続でのマイナスとなりました。
中国では長引く不動産不況などから人々の節約志向が強く、デフレへの懸念がくすぶり続けています。
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