マッチングアプリで出会った彼氏が“妻子持ち”だった…。女性が賠償を求めて訴えた裁判で、東京地裁は男性に約150万円の支払いを命じました。「独身偽装」その被害の実態とは。
マチアプで交際 ウエディングドレスの話題も

独身偽装されていたマイコさん(仮名)
「ここまで愚弄されると『なめてるな』と。私、恋愛ごっこの道具にされていたんだって」

2年前にマッチングアプリで、大手広告会社勤務の男性と出会い交際を始めたマイコさん。

アプリのプロフィール欄に「既婚者お断り」と書き、不倫への強い抵抗感を直接伝えていましたが、それでも男性は積極的だったといいます。

独身偽装されていたマイコさん(仮名)
「『ちょっとでも会いたい』とか。2日後くらいに『次、休みいつ?』『じゃあ休みの日に会いたい』と。今までお付き合いした方も、その頻度では会っていなかったので、すごく熱心な方だなと」

レストランで食事をしたり、水族館にデートに行ったり。絵に描いたような幸せなカップルでした。

独身偽装されていたマイコさん(仮名)
「LINEも朝から晩までずっとやりとりしていた。“既婚者あるある”の土日会えない・繋がらない・夜に返ってこないとかが全くない」

交際中の実際のLINEでは、「マイコから得られる栄養素が足りてない」「笑った時に目が細くなるところが好きすぎるんよw」などのメッセージが。
ウエディングドレスの話題が出たこともあったといいます。

時には痴話喧嘩をすることもありましたが、「『他に大事な人とか今はいないよ』ってハッキリ言っておけば良かったね」などと送られてきたそうです。
そんな幸せな日々は突然、終わりを迎えることに。














