金沢刑務所で9日、受刑者の逃走を想定した訓練が行われ、石川県警察本部との情報共有や事故対応時の連携などを確認しました。
訓練には金沢刑務所と県警察本部からあわせて10人あまりが参加し、金沢刑務所の外にある施設で社会貢献作業をしている時に受刑者の1人が逃走したという想定で行われました。
刑務所からおよそ1キロ離れた金沢市の田上小学校付近で警察官が受刑者と思われる人物を発見。職務質問し、駆け付けた刑務官が本人確認を行います。
刑務官「間違いありません」

金沢刑務所・黒子久雄 総務部長「このような事故はいつ起こるか分からないので、きょうは警察・小学校の協力もいただいて、当所だけでなく色んな連携が確認出来て有意義だったと感じている」
金沢刑務所では1964年以降受刑者が逃走する事故は発生していませんが、毎年訓練を行うことで関係機関との連携を強化し住民の安心につなげたいとしています。














