「私は怒ってます」 寂しさ・苦しさを超えて
拓也さんは最後にこう語った。
横田拓也さん
「私自身は寂しいとか苦しいって言葉以上に怒ってます。でも言葉を選んで皆さんに伝えなくてはいけないし、報道や政治の方に言葉を選んで伝えなければ伝わらないので、ものすごく言葉を選んで話していますが、私は本当は怒っていますよ」
北朝鮮に対して、金正恩に対して、自分の娘は可愛くて、私の両親がめぐみさんを可愛がっていることになぜ理解ができないのかと。
この問題を解決しなければ、2500万人の北朝鮮国民の明るい未来も描けない。
北朝鮮は年によっては数十発の弾道ミサイルを発射している。
1発のミサイルにかかる費用は、ミサイルの大小にもよるが8億円から4億円だという。
横田拓也さん
「このお金を2500万人の国民の方や拉致被害者の方の医療機関の恩恵を受けるためのインフラ整備や食料を与えるためのそういったお金を使えば、どれだけ人が人らしい生活を送れるんじゃないかなってことを思います」
国民を苦しめて拉致被害者を苦しめたまま、自分たち一握りの人間だけが悠々自適で楽しい思いをしているなんてことは絶対に許せない。
横田拓也さん
「昔の話をしてるんじゃないんですよ。今私たちの日本海を挟んだ向こう側で今日、今起きている問題。これを私たちが見ないふりをして絶対いけないと思います」














