退職したにもかかわらず、在職中に与えられたログインIDやパスワードでクラウドサービスに不正アクセスをしたとして、広島県警は8日、広島市立小学校の職員の男(28)を不正アクセス禁止法違反の疑いで逮捕しました。
警察によりますと、男は小学校の職員になる前の24年11月から25年4月までの間、67回にわたって、会社が業務に使っているクラウドサービスに不正アクセスした疑いが持たれています。さらに、1月から4月までの間に、関連会社にも11回にわたって、同様のアクセスをした疑いも持たれています。
警察の調べに対し、男は「アクセスしたのですが、その行為が不正アクセスに該当するとは思いませんでした」と供述しているということです。
会社から警察に届け出があって事件が発覚しました。広島市教育委員会によりますと、男は5月から広島市立の小学校で授業以外の仕事をする職員として採用されていました。警察は事件の詳しいいきさつを調べています。
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