5日未明、佐賀県伊万里市で酒を飲んで車を運転して歩行者をはね、けがをさせたとして26歳の会社員の男が逮捕されました。

男は「アルコールが残った状態で車を運転中、歩行者をはねたことは間違いありません」などと話し、容疑を認めているということです。

過失運転傷害と酒気帯び運転の疑いで逮捕されたのは、長崎県松浦市今福町浦免に住む会社員・植松駿容疑者(26)です。

植松容疑者は、12月5日午前1時20分ごろ、佐賀県伊万里市山代町久原で酒を飲んで車を運転して路上を歩いていた50代の男性をはね、両足の大腿骨を折る重傷を負わせた疑いが持たれています。

事故直後に植松容疑者が「車と歩行者の事故。人をはねた」などと救急通報して事件が発覚。

現場に駆けつけた警察が植松容疑者の呼気を調べたところ、基準値の2倍を超えるアルコールが検出されたため、首にけがをした植松容疑者の退院を待って逮捕したということです。

取り調べに対し、植松容疑者は「体内にアルコールが残った状態で車を運転中、歩行者をはねたことは間違いありません」などと話し、容疑を認めているということです。