7日、青森県深浦町の国道沿いで土砂崩れが発生し、片側交互通行が続いています。
道路を管理する県は、9日に専門業者による現地調査を行い、対策を検討することにしています。

7日午後5時前、深浦町北金ヶ沢にある国道101号沿いで「土砂崩れが発生し通れない」と通りがかった人から警察に通報がありました。

※レポート 島元萌々子記者
「流れた土砂はこちらのガードレールで堰き止められ、高さ1mのあたりまで堆積していたということです。」

この道路を管轄する青森県は7日大型の土のうを設置し、8日は土砂を運搬する作業に追われていました。

片側1車線の道路は約5時間にわたり通行止めとなりました。7日午後9時半から片側交互通行に切り替わり、当面の間は片側交互通行が続く見込みです。

※付近の住人
「おととい辺りから毎日のように雨が降った。崩れないようなやり方でやってくれたら」
※付近の住人
「30日までライトアップをしていたので結構よく(観光客が)来ていたんですよ。その時にクマが出たり土砂崩れがあれば大変だったよね」

青森県は9日、専門業者による現場調査を行い、土砂崩れの原因究明や対策を検討するとしています。深浦町では7日、24ミリの雨が観測されました。
現場は樹齢1000年を超える大イチョウ=ビックイエローから近い道路です。