2027年に行われる見通しの青森県議会議員選挙に向けた区割りの見直しについてです。検討委員会は議員定数を2減らし、現在7つある1人区は黒石市の1つのみとする報告書を取りまとめました。
8日、県議選の区割りの検討委員会では、報告書の内容が取りまとめられました。自民党会派が示した案と同じく定数は48から46へ減らし、2つある飛び地は解消します。また1人区は7つから黒石市の1つに減らすことで決まりました。検討委では報告書について各会派から承認されたものの、記載内容について一部の委員からは意見があがりました。
※今博議員
「報告書案の一部にはどうしても賛成できない点があります。1つは黒石市選挙区を1人区として残したこと。2つ目はその結果として選挙区の数が13となっていること。そのほかの選挙区の扱いや定数についてここで反対しているわけではありません」
検討委は今回の決定は全会一致したものであるとして現在の報告書の内容で議長に提出するとしています。
※県議会議員定数等検討委員会 田中順造委員長
「各会派の代表として来ている方々。個人的な意見は載せるわけにはいかない。議事録から削除し、ご異議ございませんと満場で一致した修正案」
報告書は田中順造委員長から工藤慎康議長に提出され、工藤議長は検討結果について適切に対処したいとしています。














