太平洋戦争のきっかけとなった真珠湾攻撃から84年となる12月8日、長崎市の浦上教会でアメリカの信徒から贈られた「希望の聖カテリの鐘」が鳴らされました。

♪希望の聖カテリの鐘の音

太平洋戦争開戦の日に合わせて8日正午に鳴らされた浦上教会の「希望の聖カテリの鐘」

原爆で失われた旧浦上天主堂の鐘を原爆開発に関わった医師の孫をはじめとするアメリカの信徒が復元したもので、被爆80年のことし浦上教会に寄贈されました。

原爆による破壊を免れ時を告げてきたアンゼラスの鐘に続き、世界恒久平和を願って鳴らされました。

滋賀県から「こんな鐘がアメリカの方から来たということを知って感動しました」

滋賀県から「未来が平和に続きますようにっていうような感じの明るい思いで聞かせていただきました」

神奈川県から「色々な戦争があったりしていますから、一日も早く、本当に平和な、色んな国が平和に世界がなりますように祈りました」

戦争犠牲者の慰霊とすべての人の幸せのために。「希望の聖カテリの鐘」の音が8月9日に続いて再び長崎のまちに響きわたりました。