北朝鮮に拉致された市川修一さんの兄・健一さんが7日、指宿市で署名活動を行いました。

市川修一さんは1978年8月、鹿児島県日置市の吹上浜で、当時交際していた増元るみ子さんと北朝鮮に拉致されました。

事件から47年がたつ中、指宿市の産業まつりで7日、修一さんの兄・健一さんが、妻の龍子さんや市の職員たちとともに署名を集め、被害者の早期救出を訴えました。
(署名した人)「弟さん(修一さん)と同じ年代。拉致された当時は吹上浜に行っていた。もし自分たちが拉致されていたらと思うと怖い」
(署名した人)「早く解決してほしい。進歩しないのが悲しい」

(市川健一さん)「今年も何の進展もなく時間だけが過ぎ去ってしまった。何としても世論を喚起して、拉致問題の一刻も早い解決のために戦うしかない」
指宿市の産業まつりで署名活動が行われるのは今年で3回目で、集まった署名は今後、政府に提出されます。














