様々な分野で多大な功績のあった青森県出身者や団体に贈られる「東奥賞」の授賞式が青森市で開かれ、青森市出身の俳優木野花さんらに表彰状が贈られました。

木野花さんは弘前大学卒業後に就いた美術教師をやめ、20代で俳優に転身。

その後、女性だけの劇団の立ち上げに参加すると、演出家としても才能を発揮し、長年にわたり舞台や映画・テレビなどで活躍してきました。

俳優 木野花さん(77)
「私でいいのかなっていう気持ちだった地元からこういう賞をいただけるって、格別なものなんだなって、すごくうれしいです」

団体で受賞した「津軽あかつきの会」は津軽地方の郷土料理の継承・普及活動に取り組んでいます。

津軽あかつきの会 森山千惠子会長
「会をなくさないようにずっと続けていかなきゃなという、新たなファイトをいただいたようで、きょうは本当にありがとうございました」

「東奥賞」は2025年で78回目で、これまでに95の団体と172人が受賞しています。