宍道湖や中海にも生息する魚、「アカエイ」。網を切ったり貝などの水産資源を食べたりと、漁業者には厄介者扱いもされています。しかし、この「アカエイ」を食材として有効活用しようと、島根県松江市の学校が新メニューを売り出しました。

高等部の生徒の働く力を養う松江養護学校乃木校舎。

生徒が調理・販売に携わる校内のショップで11月から販売が始まったのが唐揚げです。

土江諒記者
「凄いふっくらしています。さっぱりとしていて軽い口当たりで非常に美味しいです」

魚を使った唐揚げということですがこの魚こそ。
松江養護学校の生徒「アカエイの酒粕唐揚げを考えました」

「アカエイ」は宍道湖や中海にも生息し、時には米子市の住宅街の水路でも目撃される結構身近な魚。

ひらひらと泳ぐ姿が可愛らしい一方、宍道湖では20年前の30倍近くに増えていて、貝やエビなどの水産資源を食べてしまうことから、漁業者にとっては厄介者扱いされています。