青森県内では雪道の事故が相次ぎました。
4日午後、五所川原市でブロック塀に衝突した車が見つかり、運転していたとみられる男性が死亡しました。当時路面は圧雪状態で、警察は車がスリップした可能性を視野に事故の原因を調べています。

4日午後3時過ぎ、五所川原市金木町芦野の市道で道路わきのブロック塀に衝突した軽ワゴン車を通りがかった人が発見しました。運転席に乗っていた金木町嘉瀬の伊藤義弘さん(78)が病院に運ばれ、約2時間後に内臓損傷による出血性ショックで死亡しました。

また、事故は青森市でも。

※レポート 中澤美寿妃記者
「あちらから走ってきた車は進行方向左手にあったこちらの木にぶつかったということです。木の幹を見てみますと、大きく皮がはがれてしまっています。また、その奥にあったポールも車がぶつかったことにより曲がってしまっているのが分かります」

5日午前4時前、青森市東大野1丁目の県道で、道路わきの木に衝突した乗用車を付近にいた人が発見しました。
車の運転席に乗っていた市内の大学生の相馬陸人さん(22)は頭を強く打ち、意識不明の重体で病院に運ばれました。

いずれの事故も現場の路面は圧雪状態となっていて、警察は車がスリップした可能性を視野に事故の原因を調べています。このほかにも青森県内では5日、各地で雪道の事故が発生しました。