流行が続く、インフルエンザ。福島県内の感染者は前の週より減少しましたが、依然、警報レベルが続いています。休校や学級閉鎖も相次いでいて、福島市では、オンライン授業の対応が取られています。(12月3日取材)

がらんとした教室、校舎からは、子どもたちの元気な声は聞こえてきません。

平岡沙理アナウンサー「現在、午前11時をすぎたところで、本来であれば4校時の授業が行われている時間ですが、ご覧のように教室には児童が誰一人いません。この学校は、インフルエンザの流行できのうから休校となっています」

福島市の平石小学校では、全校児童25人のうちおよそ半数にあたる11人がインフルエンザに感染し、3日までの2日間を休校としました。

平石小学校・栗城敏彦校長「主に11月下旬ごろから(インフルエンザの)感染のご連絡をいただきまして、急な発熱であるとか体のだるさでお休みの子どもさんいました」

学校では、11月28日に児童2人が発症し、週明けの12月1日には、新たに9人が感染したといいます。