東京世界陸上リレー代表選出もメンバー入り叶わず スタンドから見た景色とは
Q.東京世界陸上をどのように見ていましたか?
清水選手:
そうですね、一番は走りたかった、悔しいなっていう思いで見ていました。

Q.あの舞台に立ちたいって思いはより大きくなりました?
清水選手:
そうですね。世界に出られるんじゃないかって、招集かかったときにワクワクしながら行ったんですけど、やっぱり実力が全てっていうことで悔しい結果になったので、絶対また再来年だったり、次の次だったり、目標にしていきたいです。
Q.初めて代表合宿に参加してみて、何を感じました?
清水選手:
最初にナショナルトレーニングセンターに入ったときは、本当に緊張して誰も話せる人がいないんじゃないかって思っていたんですけど。でも少しずつ練習を重ねていって、井上選手だったり、栁田選手だったり、コミュニケーションを取ってもらって、1週間ほどで環境に慣れることができました。
Q.一緒に生活することで印象的だったことは?
清水選手:
リビングで代表の皆さんと一緒に、中島佑気ジョセフ選手の決勝だったり準決勝を見ていて、みんなトップ選手で陸上をやっているのになんか同じ空間にいるっていうのが不思議な感覚で。みんな楽しんで見ていて、すごいなって。こんなレベルに来られたのは奇跡なんじゃないかなっていう感覚で生活していました。
Q.一番話をした先輩は?
清水選手:
栁田選手が一番ですかね。栁田さんが一番色々話してくれたり、なんか友達みたいな接し方をしてくれたので、一番話しやすかったです。
Q.どんな人柄でした?
清水選手:
自分は栁田選手と話す前は、自分の色がある独特な選手なんじゃないかと思っていたんですけど、話してみたら優しくて。本当に絡んでくれて嬉しかったです。
Q.練習を一緒にする中で収穫は?
清水選手:
最初は、本当に真面目なピリピリした雰囲気を感じていたので、集中するんだなって思っていたんですけど、生活する中で楽しむところは楽しんでいたので、オンとオフがはっきりしていて、トップ選手でもこんな感じなんだって知れました。競技場に入って練習するときに、自分の感覚を持って自分の色を持って集中していたので、すごいオンオフの切り替えだなって思っていました。
Q.練習場では海外のトップ選手もいたと思いますが、何を感じましたか?
清水選手:
一番は日本人に比べて、”本当にデカいな”って印象でした。
Q.憧れとかはなかったですか?
清水選手:
会場に入ってしまうと、なんか不思議とこの選手がいるっていうのはなくなって、自分に集中できていました。
Q.それは、競いたいという思いから?
清水選手:
そうなんですかね。でも、無意識に自分のことだけに集中してアップができました。
Q.スタンドから決勝を見た景色はどのように映りましたか?
清水選手:
世界大会を生で観るのも初めてだったので、なんかすごく輝いて見えました。“自分もここで走りたい”って本当にその想いでいっぱいになりました。

















