拳銃を営利目的で中国から日本に輸入したとして、中国籍の男が逮捕された事件で、男は拳銃をおもちゃとして販売し、収益をSNSで知り合った男性などを経由して受け取っていたとみられることが新たに分かりました。

銃刀法違反の疑いで逮捕された中国籍の男（46）の身柄は12月4日朝、仙台地方検察庁に送られました。警察によりますと、男は2024年5月から10月までに複数回にわたって、上下二連式拳銃24丁を中国から日本に輸入した疑いがもたれています。

輸入された拳銃はプラスチック製で実弾を発射できます。男はSNSで知り合った日本人男性3人と共謀して、拳銃をおもちゃとしてインターネットサイトで販売していたとみられています。

その後の警察への取材で男は販売で得た収益を共謀した男性や、中国の会社の口座を経由して受け取っていたとみられることが新たに分かりました。警察は金の流れなど実態解明を急いでいます。