岩手県滝沢市では生産されたリンゴ「はるか」の中から、糖度や蜜入りによって贈答用ブランドの「滝沢はるか」を選別する作業が行われています。

高い糖度が特徴のリンゴ「はるか」。
滝沢市ではその中から糖度15度以上、蜜入り20%以上のものを「滝沢はるか」としてブランド化しています。4日は「滝沢はるか」のブランド推進に取り組む滝沢市観光物産協会や、滝沢市の職員がおよそ2000個の「はるか」の糖度や蜜入り、そして見た目などを厳しく判定していました。

生産者が手塩にかけて育てた「はるか」ですが、その中から条件を満たし「滝沢はるか」となるのは全体の1割から2割に過ぎません。

生産者の井上真吾さんです。
今シーズンは春先の病害虫や収穫時期のクマの食害などで贈答用に回せるリンゴの割合が下がったといいます。(井上真吾さん)
「一番手をかけて作っているリンゴなので、是非いろんな人に手に取ってもらって食べてもらいたいと思いますね」

生産者の手間と厳しい選別を経た「滝沢はるか」そしてさらに糖度が高い「プレミアム滝沢はるか」「そばかすはるか」は7日から滝沢市のネットショップで販売されます。