岩手県釜石市の小学生が大学生から手ほどきを受けて冬の風物詩、「新巻鮭」づくりに挑戦しました。

新巻鮭づくりの体験授業に参加したのは釜石小学校の5年生と6年生の児童合わせて18人です。
県水産技術センター利用加工部の宮田小百合部長からサケのさばき方を教わると、さっそく包丁を手に魚のエラや内臓を取り除く作業を行いました。

今回、児童たちの作業をサポートするのは岩手大学釜石キャンパスで水産システム学を学ぶ大学生4人です。
(大学生)
「これがサケの舌なんですけどこのエラの付け根、あと上を切って」
サケの不漁の影響できょうは北海道産のサケを使用しての体験授業になりました。新巻鮭はサケを5日間ほど重石をかけて塩漬けにしたあと、水で塩を抜き冷たい風に一週間ほど干して作る冬の郷土食です。
児童たちは大学生から手ほどきを受けながらサケをさばいて水で洗い塩をまぶす作業を体験しました。

(児童は)
「実際、新巻鮭が売られててどういうふうに作ってるのかなと思ってたんですけどきょうそれが知れて良かったです。楽しかったです」
「エラとか切るところが難しかったです」
児童たちが作った新巻鮭は24日の終業式に配布され、児童が家に持ち帰るということです。














