SBCが長野市内の23の中学校に取材をしたところ、地域クラブへの移行などを理由に、運動部が全てなくなったと答えた学校は18校に上りました。

その一方で、片井さんのように、クラブの指導者を務めている教員がいると答えた学校は、17校に上ることが分かりました。

片井千秋さん:
「できればコーチ陣も教員じゃなくて一般企業、違うところで勤めている人が入ってきて、そういう人を地域で発掘してやっていければ」

長野市など県内7つの自治体は、2025年度中に市町村内の中学校の運動部を、平日・休日ともに地域クラブに移行する方針を示しています。

しかし、多くの学校で、教員が指導者を兼ね続けている実態があるのです。

指導体制の確保が課題の一つですが、地域クラブとして活動することでメリットもあるといいます。


片井千秋さん:
「自分がだめな(忙しい)時は補ってもらったり、そういう時には、臨機応変に助け合いながらやっていく」

「BLUTE」には、3人のコーチがいるため、部活動の時よりも1人の負担が大きく減りました。

さらに部活動では、朝や放課後の活動には手当てがありませんでしたが…。