「後輩から走ってくれませんかと」医師国家試験を控えた6年・岩崎選手

大会前日、岡山大学のメンバーが会場の山口市に到着しました。

(岡大陸上部のメンバー【画像④】)
「6回も1区走る人は、もうこれからおらんやろ」
「安心感しかない」

【画像④】

6年連続で1区を任されたのは、医学部6年の岩崎亮太選手。中距離を中心に、主力として活躍してきましたが、医師の国家試験が控えているため、今回出場する予定はありませんでした。ところが…。

(岡山大学医学部6年 岩崎亮太選手【画像⑤】)
「後輩から電話がかかってきて、『1区を走ってくれませんか』と。出走枠を奪っていいのかという思いと、本当にいい位置で渡せるかという不安」
「結構悩んだ」

【画像⑤】

それでも…

(岡山大学医学部6年 岩崎亮太選手)
「なんとか力になれないかなと思って」
「覚悟を決めて、ここまで準備してきました」