手話で「国歌斉唱」
――(福居万里子アナウンサー)国歌斉唱を手話でしているのが印象的だった。どうやって合わせている?
湯野選手「手話通訳者が3人いて、その1人が僕らの前にいる。その通訳者が歌を聞いて、僕らに手話で示してくれて、僕らはそれを見て合わせる形を取っていました」
――(福居アナ)オーケストラの指揮者と同じというとですね
湯野選手「そうですね」
――(青谷アンカー)スタンドからも、耳が聞こえない皆さんにサインという形でですね、声援が送られていましたね。
――(青谷アンカー)4年後に向けて、意気込みは?
湯野選手「2年後にはワールドカップがあります。また、4年後にもデフリンピックがあります。今回のように僕が日本代表に選ばれる保証はまだありません。また選ばれるように技術を磨いて、また、デフスポーツやデフサッカーをもっとみんなに広めたいと思ってますので、その啓発活動も引き続き頑張っていきたいと思います」
デフリンピックとは
耳が聞こえない、聞こえにくいアスリートによる国際大会です。オリンピックと同じく4年に1度開催されます。11月には日本初となる東京大会が開かれました。サッカーは、福島県での開催でした。
湯野選手は予選から決勝まで全6試合に先発で出場し、主にセンターバックを務めて銀メダル獲得に貢献しました。
湯野琉世選手 (25)
熊本県八代市出身 八代工業高校卒業
デフサッカー日本代表 イロンデル熊本FC所属













