ラグビーです。関東、関西、九州の「社会人リーグ」優勝チームが総当たりで試合を行い、日本一を決める全国大会が11日に開幕し、九州代表のルリーロ福岡が初戦に臨みました。

◆発足1年目で“九州リーグ優勝”

うきは市を拠点に、今年4月に発足したルリーロ福岡。去年、廃部した「コカコーラレッドスパークス」、さらには今年の春に活動休止を発表した「宗像サニックスブルース」で活躍した選手などで構成されています。
発足1年目で「トップキュウシュウAリーグ」優勝を果たし、全国大会への切符をつかみました。

◆初戦の相手は「大阪府警察」

ルリーロ福岡 西村光太キャプテン「とにかくきょうは全国の舞台なので、みんなが楽しめるように楽しむことを言い続けたいと思います。良いプレーしようとかじゃなくて、とにかく体をぶつけて体を張って、少しでもそこを見てもらえればと思っています」

相手に先制され、4点を追いかけるルリーロ福岡は、前半16分に右サイドにパスを回し、そのままトライ!逆転に成功します。この勢いのまま得点を重ねたいルリーロ福岡ですが、その後は相手にボールを奪われる時間が続き、苦しい試合運びとなります。
それでも試合終了の間際、キャプテンの西村選手が相手を振り切り意地のトライを決めます。

◆12月24日に関東代表と対戦

勝利とはなりませんでしたが、最後まで諦めない姿を見せたルリーロ福岡。今月24日に行われる関東代表との試合で悔しさを晴らします。

ルリーロ福岡 西村光太キャプテン「負けちゃいましたけど、まだ残り1戦あるので、そこに向けてルリーロのラグビーをできるように、チームを引っ張っていきたいと思います」