近畿地方は、今季一番の寒気の影響で各地で雪が降り、北部を中心に積雪となっています。

 雪の積もった国道を除雪車が走っていきます。今季一番の強い寒気の影響で、近畿北部では断続的に雪が降りました。滋賀県長浜市の柳ケ瀬では、12月3日夜から雪が積もりはじめ、4日、最大13cmの積雪となりました。

 また、3cmの積雪となった兵庫県豊岡市では、住民が雪かきに追われました。

 「本当にまた寒い日が続くのかなと思うと嫌になる。今年も雪が多くなると思いますが、頑張っていきたい」

 そのほか、兵庫県香美町の兎和野高原で15cm、京都府南丹市美山・京丹後市峰山・滋賀県米原市で2cmの積雪となっています。

 一方、最低気温が今季最も低い3.2℃と1月中旬並の寒さとなった大阪市内。万全の寒さ対策をした装いで職場に向かう姿がみられました。

 「きょう初めてダウン着ました」
 「妻とどっちが先に(布団から)出んねんみたいな感じ。どっちが暖房につけにいくねんって。タイツはいてきました中に。タイツに手袋、きのうなかったものが増えました」

 このほか、初雪となった京都市で1.7℃、奈良市で1.8℃、大津市で1.9℃、神戸市で2.4℃、近畿各地で今季最も低い気温となりました。