4日朝の宮崎県内は、各地で今シーズン一番の寒さになりました。
こうした中、宮崎市田野町では、冬の風物詩「大根干し」が本格的に始まっています。

強い寒気が流れ込んだ影響で、各地で今シーズン一番の寒さとなった県内。
最低気温は美郷町神門でマイナス3.0℃、高鍋町でマイナス2.2℃などと、県内17の観測地点のうち7地点で氷点下となりました。

(男性)「中に三重くらい着込んでいます」

(武澤直穂記者)
「冷たい風が吹き下ろす宮崎市田野町では、大きなやぐらに大根を干す作業が進められています」

宮崎市田野町では、冬の風物詩「大根やぐら」に大根を干す作業が始まっています。

やぐらの高さはおよそ6メートルあり、大根は1週間から10日ほど干してから漬物にして出荷されます。

(農家 黒田忠徳さん)
「寒いと大根が凍ってしまうので、きのうの夕方は干さずにけさから干し始めることにした。」

県内は午後も各地で真冬並みの寒さが続く予想です。