大型連休などの繁忙期に発生するJR新青森駅周辺の渋滞についてです。
社会実験が行われ、混雑の解消に一定の効果はあったものの、いまだに課題が残ることがわかりました。
満車と表示されているのは、JR新青森駅西口の立体駐車場です。入り口には、順番待ちの車の列ができていました。この渋滞を緩和するための社会実験が行われました。

これまでは「駐車場を利用する人」と「送迎などで乗降場を利用する人」、この2つが同じ入り口から入り渋滞していました。今回の社会実験では、「駐車場用」と「車を降りる人用」にレーンをわけることで、渋滞を引き起こす要因を減らす計画です。

実験を先週末の2日間行なったところ、駐車場は土曜日に午前8時過ぎ~午後5時ごろまで満車となり、一時行列ができました。その一方で、車を降りる人用のレーンはスムーズに車が流れていました。
青森市 道路維持課 工藤順也さん
「送りに来た方は、スムーズに入れる状態になっているので、効果はあるのかなとみている」
新青森駅では昨年度、西口立体駐車場の満車は63日発生していて、駅周辺の渋滞は大きな課題となっていました。
青森市は、社会実験のアンケート結果も踏まえて今後の対策を決める方針です。














