「ベビーシッター等の費用控除」は長期検討の「二重△」
高柳光希キャスター:
島本記者の取材によると、様々な項目の中で、“高市カラー”が見えた部分もあったといいます。それが、ベビーシッター等の費用を所得税から控除するという項目です。
TBS報道局 政治部 島本雄太 記者:
高市総理は、自民党総裁選のときに、どうしてもやりたいこととして、「家事代行やベビーシッターの利用料の一部を税額控除する制度を作りたい。数年前から考えていた」と強調していました。
海外では実際に導入している例もあり、総理の思いを反映して要望に盛り込まれたものとみられます。

高柳光希キャスター:
高市総理肝いりのベビーシッター等の費用を所得税から控除する案は「二重△」(長期検討)という評価になっています。今すぐ議論を始めて、長期間検討するということではないということですね。
TBS報道局 政治部 島本雄太 記者:
「導入までに時間がかかる」という意味ですが、一定の実現可能性はあるとは思います。
高市総理の発言を受けて、経済対策の中にも「2026年夏ごろに税制措置を含め検討する」と盛り込まれました。
「長期検討」なので2026年度から実現というのは難しいですが、2027年度以降、実現する可能性はあるのではないかと思います。
井上貴博キャスター:
課題は財源なのか、他の何かなのでしょうか。
TBS報道局 政治部 島本雄太 記者:
実際にニーズがあるのかどうかというところです。また、対象者や制度設計に時間がかかるのではないかと言われています。














