「また高校生の命が…」しかし心に変化が
愛媛県内の女子高校生が、通学途中、青信号で横断歩道を渡っていたところ、赤信号を無視した車にはねられ、意識不明の重体になりました。車はそのまま逃走。その後、警察が容疑者を逮捕し、飲酒運転だったことが分かりました。
渡邉さんは『また、高校生の命が奪われてしまった』と思いました。
しかし、この女子生徒はヘルメットをかぶっていて、20日後、奇跡的に意識が戻ったといいます。
▶渡邉明弘さん
「女子生徒は、17mもはね飛ばされたといいますが、ヘルメットをしっかりとかぶっていたので、命が助かったと考えられています。この時に私の心の中で変化が起こりました。『ヘルメット着用義務化は正しかった、子供たちの命を守るため、教育委員会やPTAにできる最大限のことだった』と知りました」
現在、愛媛県ではヘルメットの着用率が全国で最も高い70.3%となっています。
しかし渡邉さんは、「大人の意識の低さが招いた結果」と、口にします。














