青森県むつ市の中学生が、地元の魅力が詰まった弁当の開発に取り組んでいます。12月22日の販売会を前に、メニューの試作に挑戦しました。

弁当を開発しているのは、むつ市立関根中学校の1年生で、学校では今年度から生徒たちに地元の食文化の魅力に気づいて発信してもらう活動に取り組んでいます。

生徒たちは3日、県調理師会下北支部のメンバーから指導を受けながら、弁当のメニューの中心である地元で獲れたヒラメを切り身にしたあと、ムニエルやフライの調理に挑戦。その味を確かめながら、弁当箱の中に詰められた、それぞれのメニューを確認して完成イメージを膨らませていました。

むつ市立関根中学校1年 久保潤之介さん
「(ヒラメの)皮のところがなかなか切れなかったので、何回も切るのが大変でした」

むつ市立関根中学校1年 氣仙莉愛さん
「(弁当を)実際にみると迫力がすごくて、びっくりしました。関根のおいしいものが色んな人に伝わるといいなと思います」

生徒たちが開発した弁当は、12月22日にむつ市のマエダ本店で100個限定販売されます。