「やりたいことを好きなだけやらせてあげたい」母との生活への希望

曽我ひとみさん

今、曽我さんは母のいなくなった時の年齢をはるかに超えてしまった。
佐渡暮らしは23年となり、介護員としての仕事も一区切りつけた。

曽我ひとみさん
「今の私なら、母のわがままを受け止めることができるのではないかと思います。だから母には、あの時言えなかった愚痴をこぼしてもらいたい。本当の気持ちを話して欲しいと思っています」

母が帰ってきたなら、やりたいことを好きなだけやらせてあげたい。
洋服もたくさん買って、おしゃれをして、いっぱい旅行に出かけてもらいたい。
そして家族みんなと笑い声の絶えない楽しい生活を存分に味わってもらいたいと未来に希望を持っている。