主人公の金田一耕助を演じるのは、矢巾町在住の作家、綿世景さんです。(綿世景さん)
「個人的に自分のデビュー作が探偵ものだったので、(金田一耕助役に)懸ける思いは強いです。今回は動きも多くて覚えることがたくさんあるんですけれど、自分らしく元気いっぱいやれたらいいなと思っています」

多彩なゲストの出演も盛岡文士劇の魅力の一つ。
今回は2021年に「星落ちて、なお」で直木賞を受賞した作家の澤田瞳子さんが初出演します。
この日の稽古では舞台上で動きや立ち位置の確認をしていました。(澤田瞳子さん)
「2年前と3年前に舞台を拝見して、すごく楽しい力の入った舞台だなと思っていて、今回そちらに加えていただくのを本当に嬉しく思っています。皆さんすごく芸達者で足を引っ張らないようにせねばと結構震えながら横で見ていました」