皇室に贈られる「献上りんご」の箱詰め作業が、青森県黒石市で行われました。
県産業技術センターりんご研究所は、1928年から研究所で収穫されたリンゴを皇室に献上しています。
2025年、リンゴの生育は大雪による枝折れや夏の高温などの影響があったものの、秋は好天に恵まれ、順調に成熟したということです。
献上りんごに選ばれたのは、大きさや色見といった基準を満たした「ふじ」と「王林」合わせて280個です。
職員たちは、昔ながらのかすり姿で1つずつ丁寧に磨きあげると、和紙に包み、箱に詰めていました。
県産業技術センター りんご研究所 福田典明 所長
「雪害を乗り越えて、夏の干ばつも乗り越えて、作っていただいた生産者を代表して我々が提示するリンゴとして、おいしく召し上がっていただければ」
献上りんごは3日発送され、皇室に届けられる予定です。














