近年、サウナ・スパの市場は年々拡大していて、去年の市場規模はおよそ2900億円。2033年には、2兆円規模に拡大すると予想されています。なぜ今ブームとなっているのか?福岡市のサウナ激戦区でその魅力を取材しました。

「サウナ激戦区」の老舗店

九州一の歓楽街・中洲。ネオンが輝く街の一角に、40年の歴史を持つサウナ店があります。

営業は24時間、年中無休。訪れる人は年齢も仕事もさまざまです。

福岡市在住 常連(67)
「週に一回でだいたい決まってるんですよ。毎週1回きて、気持ちを、風呂あがりのアルコールのおいしさですね」

飲食店経営 常連(66)
「グリーンの魅力ってね・・・スタッフが最高よ。34、35年くらい通ってる。ここがオープンした当時から来てるからね。おれは中洲の仕事だから今日もグリーンにきて頑張ろうみたいなね。(マッサージされながら)最高」

元公務員 常連(63)
「最初来たのは10年くらい前かな、先輩から連れられてサウナを覚えた。きょうはおでんとにら玉。ビールの大と焼酎のお湯割。一番リフレッシュできる場じゃないでしょうか、と思うけどね」

さらに県外の常連客も。

東京から出張中 50代男性
「出張で来るたびに来てる。福岡だとここが一番。このあと居酒屋いくのがルーティンで、ビールを飲むのを楽しみにサウナに入っています」