三重県尾鷲市の小学生が、津波から避難する際の目安となる「標高ライン」を塗り直しました。

南海トラフ巨大地震で最大17メートルの津波が想定される三重県尾鷲市では、道路などに避難の目安となるよう標高を示すラインが塗られています。

2日は、市立宮之上小学校の児童15人が、防災学習の一環として薄くなったラインの塗り直しを行い、市の職員と共に標高5メートルは赤、10メートルは黄、20メートルが白と定められた色で丁寧に塗装しました。

(児童)
Q.どのような思いで塗った?
「みんなが助かりますように」
「逃げる人の助けになればいいと思いました」

尾鷲市は、安全な避難のため定期的に標高ラインを保守整備する方針です。