曽我さんが大切にしているものが・・・

曽我ひとみさん
「母はとても優しくて、とても働き者でした」「父が事故に遭いまして働くことがままならないというところもあり、その分、自分が一生懸命朝から晩まで働いて、私たち姉妹をしっかりと育ててくれました」
曽我さんが今も大切にしている物があります。
母・ミヨシさんに買ってもらった腕時計です。

曽我ひとみさん
「私が看護学校に入学した頃に大きめの時計を買ってほしいとわがままを言いまして、一日一日の生活もすごく苦しかったんですけど、借金をしてこの時計を買ってくれました」「思い返すのも本当に苦しいというか…(拉致された)その日も、母親と買い物に出かけた時も、時計を腕にはめていまして、その後からも北朝鮮で生活する中で肌身離さず、ずっと母だと思ってずっとつけていた」
「少しでも早く拉致被害者の帰国に向けて交渉を」
今月28日で94歳になるミヨシさん。
講演会で曽我さんは拉致被害者の一刻も早い帰国を実現してほしいと訴えました。
曽我ひとみさん
「少しでも早く日朝会談の場を設け、拉致被害者全員の帰国に向けて交渉してほしいと思っています」
講演を聞いた人
「年代的にも自分たちと同じ年代だったのでとてもひと事じゃないなと」
「ちょっと意識の中でひと事の部分があったんですけど、解決しないといけない、自分事として捉えないといけない問題だと感じました」














