警察署で会った利恵さんはブルーシートに包まれていました。
顔は何カ所も青あざが広がりパンパンにむくみ、眉間や左頬、あごには傷があり、バリバリに固まった髪の毛は大量の出血を想像させたといいます。
富美子さん:
「そんな姿を見て、強く抱きしめると痛いのではないかと思い、『もうお母さんがいるから大丈夫よ、安心して、もう怖くないからね』と言いながら、そっとなでることしかできませんでした」
司法解剖を終え、物言わぬ姿で帰宅した利恵さんの顔の青あざを少しでも隠してあげたいと、富美子さんは姉と一緒に利恵さんに化粧を施しました。














