特別支援学校卒業後の選択肢の一つに…
こうした取り組みの背景には、特別支援学校の卒業生、特に肢体不自由のある生徒たちの進路に関する課題があります。
多くの場合、福祉施設への入所や通所が主な選択肢となり、進学率や就職率は低い傾向にあります。「その場に身を運べない」ために選択肢が狭まり、社会との関わりも限定されてしまうのです。
オリィ研究所は、2021年度からこの課題に取り組むため、分身ロボットOriHimeを活用した就労や就学の可能性を探っていて、2022年度以降は、全国の特別支援学校の生徒累計50人以上がOriHimeを用いた就労体験に参加したといいます。














