鮮やかな飴色をした石川県志賀町の特産品「ころ柿」の初競りが29日、金沢市で行われ、過去最高となる値が付きました。

果肉のきめ細かさや柔らかさが特徴で、歳暮の贈答用としても人気の「能登志賀ころ柿」。

今年は、震災の影響を受けた生産者も作業を再開したことや、カキの実りも良かったことから、去年よりおよそ4000箱多い2万6000箱の出荷を見込んでいます。

27日に品質検査と箱詰め作業を終えた「ころ柿」が29日の朝に、金沢市中央卸売市場で初競りにかけられました。

出品された中で最も品質の良い「ころ柿」は、過去最高だった去年の1箱30万円を更新する33万円で競り落とされました。

フルーツ坂野・坂野浩章社長「生産者のみなさんも大変苦労されたと思うので自分としては感謝の気持ちと少しでも励みになってもらえたらうれしいと思ってこちらの値段をつけさせてもらった」

能登志賀ころ柿は、地域の特産品のブランド力を維持するため、国の地理的表示(GI)にも登録されていて、3年前にはブランド食材として県が認定する「百万石の極み」にも選ばれています。