V長崎"丸刈り"の連帯

第27節、ホーム山口戦。後半アディショナルタイムにヘディングで劇的決勝弾を叩きこんだのはDF江川湧清。

長崎再加入時に「金髪」だった江川の頭はこの時「丸刈り」だった。闘病のため離脱した名倉への連帯を示そうと、チームメイトやスタッフと実行した覚悟の「丸刈り」だった。

名倉はチームのために、チームは名倉のために

名倉は関東圏のアウェイ戦を中心に、試合会場に駆け付けた。第29節のアウェイ・大宮戦、前半19分のカウンター攻撃。今シーズンのベストゴールとも言うべき「スーパーゴール」が決まった。

マテウスがボールを持ち上がり、左足でクロス。キャプテン・山口蛍が右足のダイレクトボレーでゴールネットを揺らした。ゴール後、山口蛍が走り込んだ先には名倉がいた。

さぁ、J1へ

名倉の存在がV・ファーレンに力を与え、V・ファーレンの存在が名倉に勇気を与え続けた。「ONE FOR NAGU」がチームをさらにひとつに、さらに高みへと押し上げ、V・ファーレン長崎は8年ぶりのJ1復帰をもぎとった。

J1のピッチで、あの「巧み」なドリブルを目撃する日をみんなが待っている。