国の文化審議会は、ユネスコの無形文化遺産に新たに登録する候補として、「神楽」と「温泉文化」を提案することを決めました。

ユネスコの無形文化遺産への登録を目指す新たな候補として選ばれたのは、民俗芸能「神楽」と「温泉文化」です。

「神楽」は、神社祭礼などの機会に五穀豊穣や日々の安寧を祈って演じられるものです。

今後、来年3月末までにユネスコ事務局に2件同時に提案書を提出するということです。

審査の優先順位は「神楽」「温泉文化」の順となっていて、ユネスコが登録を認めるかどうか判断するのは、「神楽」が2028年、「温泉文化」が2030年になる予定です。

日本政府は、これまでに「書道」も無形文化遺産に登録するよう提案していて、来年末に結果が分かる見通しです。